雑誌『Olive』を復活させた冊子『おとなのオリーブ』が、3月12日に発行される『GINZA NO.214』に付属する。
1982年に創刊された雑誌『Olive』は、休刊までの約20年間にわたってファッションやカルチャーの情報を幅広く発信。それまでの女性誌とは異なる新たなスタイルを提案し、読者は「Olive少女」と呼ばれた。
オールカラーで144ページというボリュームになる『おとなのオリーブ』は、「もし、2015年にOliveがあったなら」をテーマに制作。当時の『Olive』で活躍していた近田まりこ、大森伃佑子、岡尾美代子、さらに『Olive』の愛読者だったという飯田珠緒ら4人のスタイリストらが「おとなのオリーブ」を表現するという。
さらに小沢健二による「DOOWUTCHYALIKE」や堀井和子の「Eating」、藤坂のりこの「わたしだけのお人形」といった連載をはじめ、山崎まどかや平野紗季子らも寄稿。編集長は『GINZA』の編集長でもある中島敏子が務める。
また、『おとなのオリーブ』発行を記念したトークイベントが、3月28日に神奈川・湘南T-SITE、3月29日に東京・原宿のVACANT、4月5日に東京・代官山T-SITEで開催される。さらにVACANTでは、3月14日から「Olive Cafe」と銘打つ企画も実施。店内では1982年から2000年頃に発行された約100冊のバックナンバーを自由に閲覧できるほか、『GINZA NO.214』やオリジナルグッズが購入できる。