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個性いろいろ。スーパーGT300クラスのニューカラーリング車が続々登場

2015年03月11日 20:30  AUTOSPORT web

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非常に新鮮な印象となったGAINER TANAX GT-R
3月14日~15日に岡山国際サーキットで開催されるスーパーGT公式テストを前に、11日に9台のスーパーGTマシンがテストを行ったが、GT300クラスの3号車B-MAX NDDP GT-R、10号車GAINER TANAX GT-R、LEON SLSという3台がニューカラーリングで登場している。

 スーパーGTファンのみならず、この時期の楽しみと言えば新たなカラーリング。マシンのカッコ良さをより引き立てるファクターであり、イラストや実車の画像で新カラーを見て、実際にサーキットで見る時を楽しみにするのは多くのファンにとっての“年中行事”だろう。

 そんな中、11日に岡山に登場したスーパーGTマシンのうち、3台が新たなカラーリングで登場した。すでに2月28日に横浜で行われたイベントでB-MAX NDDP GT-Rは新カラーリングが施された状態で展示されていたが、やはり実際の走行シーンは印象が異なるもの。2015年仕様GT-Rのグラマラスなフォルムとともに、昨年までとは違った印象を受ける。

 非常に新鮮な印象となったのはGAINER TANAX GT-R。これまでGAINERはメタルグレーのカラーリングでアウディR8 LMS、メルセデスベンツSLS AMG GT3と走らせてきたが、同様のイメージがGT-Rに施されるとまた違った印象を受ける。さらに、ボンネットに施されたメタリックレッドがSLSとは異なり非常に目立つ。グリルからサイドに入るニスモレッドのラインとの相性も抜群だ。

 昨年から大きく変わる訳ではないが、LEON SLSもスイス製高級腕時計ブランドのクストスとのコラボレーションにより、ルーフに時計の文字盤のイメージが施されており、新鮮なイメージに。多くのファンをもつマットブラックのカラーリングも健在で、今年も人気を集めることになりそうだ。

 GT300車両ではもう1台、DIJON Racing GT-Rが走行したが、こちらはまだホワイトの部分が多い状態。今後どういったカラーリングが施されるのか、そして今後岡山公式テストにどんなカラーリングのマシンが登場するのか楽しみなところだ。