5月23日から全国東宝系で公開される映画『イニシエーション・ラブ』から予告編が公開された。
公開された予告編は、1980年代後半を舞台にした青春ラブストーリーの紹介と、同作の試写会の模様から構成。主人公の鈴木役を演じる松田翔太と、鈴木の恋の相手・マユ役の前田敦子らが80年代のファッションに身を包んだ様子などが確認できる。また、原作者・乾くるみの協力のもとで描かれた、原作とは異なる「最後の5分全てが覆る」というラストシーンが予告されており、今回公開された予告編にもトリックのヒントが隠されているとのこと。
『イニシエーション・ラブ』は、2004年に発表された乾くるみによる同名小説の映画版。1980年代バブル期の静岡で就職活動中の奥手な大学生・鈴木と、歯科助手のマユの恋愛を描く「Side-A」と、就職のために上京した鈴木と、静岡に残ったマユ、鈴木の同僚・美弥子の三角関係を描く「Side-B」で構成される。監督を務めるのは堤幸彦。