オーストラリアGPを前にマクラーレンのフェルナンド・アロンソがコメントを発表、欠場せざるをえないのは残念だが、第2戦マレーシアでの復帰を目指してトレーニングを行っていると語った。
アロンソはプレシーズンテストでクラッシュ、脳震盪を起こしたため、医師の忠告により命に関わる危険性もあるというセカンド・インパクト・シンドロームを避けるために開幕戦オーストラリアを欠場することが決まった。
代役はテスト&リザーブドライバーのケビン・マグヌッセンが務める。
マレーシアGPに出場するために全力を尽くしているとアロンソは述べた。
「メルボルンでジェンソン(・バトン)と一緒にマクラーレン・ホンダのガレージにいることができなくて、当然のことながらがっかりしている」とアロンソ。
「でも医師のアドバイスは理解している。MP4-30での最初のレースを目指して準備しており、すでにトレーニングを再開した」
「僕の回復を祈り、サポートしてくれている皆に感謝したい。マレーシアでコクピットに戻るために全力を尽くす」
「オーストラリアでのケビンの活躍を祈っている。彼に任しておけば安心だ」
アロンソは開幕戦のデータを詳細にチェックし、今後に役立てたいと語った。
「テストでたくさん困難な問題に直面したが、マシンから得た感触には大いに励まされている。今週末集めるすべてのデータをチームと共にチェックし、開発とパフォーマンス向上を進めていきたい」