2015年のWEC世界耐久選手権にエントリーしているバイコレス・レーシングは、今季のマシンカラーリングと参戦ドライバーを発表した。
2014年までロータスの名称で参戦していたバイコレス・レーシングは、オーストリアのWEC参戦チームとして、かつてF1チームに携わったコリン・コレスが共同代表を務めるチーム。すでにCLM P1/01・AERの使用と、ファーストドライバーとしてサイモン・トラマーの名が明らかにされていた。
10日、バイコレス・レーシングはプレスリリースを発行し、新たにホワイトと蛍光イエローのマシンカラーリングの画像(カラーが施されているのは14年仕様のテストカー)と、トラマーに加えて昨年スーパーGT500クラスに参戦していたビタントニオ・リウッツィ、ピエール・カッファーが加入したと明らかにした。
「チームマネージメントと僕は長年の親友で、僕たちはWEC、そしてLMP1がいかに困難なチャレンジか理解しているんだ。僕はチームの働きに感銘を受けているし、こうしてバイコレス・レーシングをサポートする機会を得られたことを歓迎しているんだ」とリウッツィ。
マシンカラーリングに彩られているイエローは、新パートナーの『イエローウイングス』のもので、スポーツスポンサーシップを行う企業だという。また、15年仕様については現在開幕戦シルバーストンに向け、開発が進められている。