『名盤ドキュメント RCサクセション「シングル・マン」』の第1夜が、5月2日22:00からNHK BSプレミアムで放送される。
名盤とされる音楽作品の舞台裏に迫る番組シリーズ『名盤ドキュメント』。今回は「清志郎、知られざる若き日々」をテーマに掲げ、“スローバラード”“ヒッピーに捧ぐ”といった楽曲が収録されている1976年のRCサクセションのアルバム『シングル・マン』を取り上げる。
同作は、当時全く売れず、事務所にレコードを作ることを許可されなかったという23歳の忌野清志郎らが事務所に極秘で録音したことから、レコーディングの経緯や参加ミュージシャンなどの記録がほとんど残っていないという。番組では、各楽器の音が別々に録音された同作のマルチトラックテープを初公開し、レコーディングに参加したアーティストや関係者、リアルタイムで同作を聴いていた人々へのインタビューを交えながら忌野が同作へこめた想いに迫る。
出演者には、『シングル・マン』の制作に参加した星勝、茂木正三、後にRCサクセションに加入した仲井戸麗市をはじめ、竹中直人、角田光代、サンプラザ中野くん、曽我部恵一、ワタナベイビーらが名を連ねている。なお、同番組は2夜連続で放送される予定だ。