ドキュメンタリー映画『スライ・ストーン』が、5月9日から東京・新宿のK's cinemaで公開される。
1966年にSly & The Family Stoneを結成し、“Dance to the Music”“Everyday People
”などのヒット曲で世界的アーティストへと上り詰めたSly Stone。1975年のバンド解散後はソロ活動を始めるが、麻薬所持などで何度も逮捕されたほか、長年消息不明状態が続いていた。2010年には元マネージャーを詐欺、横領の疑いで告訴し、今年1月に勝訴判決が下された。
オランダ出身のウィレム・アルケマが20年間以上の取材を通じて完成させた『スライ・ストーン』では、スライの生い立ちから栄光と挫折、友情と裏切り、5年間におよぶ裁判まで、これまでベールに包まれていた彼の半生に迫る。出演者には、Sly & The Family Stoneのメンバーだったジェリー・マルティーニ、グレッグ・エリコ、シンシア・ロビンソンをはじめ、ジョージ・クリントン(ex.Funkadelic、ex.Parliament)、ナイル・ロジャース(Chic)らが名を連ねている。