最近はデザインだけでなく、建築や医療などへも領域を広げている3Dプリンターが、私たちの食にも革命をもたらすかもしれない。
ドイツのデザイナー、Chloe Rutzerveldさんが発表した「
Edible Growth」は、3Dプリンターで未来の食を作るプロジェクト。
植物の種などを含んだパンのような生地を使い、鉢の代わりとなる土台を3Dプリンターで製作。
数日後、上部の小さな穴からキノコや野菜が出てきたら食べ頃だ。
Chloeさんは、「こうした研究所やラボなどで作られる食べ物は美味しくないし、健康的でもないというイメージがあるかもしれない。でも“Edible Growth”は自然で美味しく栄養価も高いうえに、デザイン的にも優れていると思う」と話す。
この技術が一般的になれば、まさにガーデニングのような感覚で、自宅で好きなキノコ類や野菜を作ることができそうだ。
Edible Growth
http://www.chloerutzerveld.com/#/edible-growth-2014/
・3Dプリンター(まとめ)