全日本選手権スーパーフォーミュラに参戦しているTEAM無限は6日、今シーズンのドライバーとしてラインナップしていたファビオ・ライマーとの契約を解除することを決定したと発表した。
無限は2月、ホンダのモータースポーツ活動計画の発表に合わせる形で、今季のスーパーフォーミュラ参戦体制を発表。2013年のシリーズチャンピオンで、昨年も2度のポールポジションを獲得した山本尚貴を引き続き起用するとともに、2013年のGP2王者で、昨年12月の岡山テストでもチームのマシンをドライブしたライマーを新たに起用することを明らかにしていた。
ただ6日、無限は今季スーパーフォーミュラにおける参戦体制の変更を発表。ライマーとの契約解除を明らかにした。発表によると、ライマー側から「契約条項を履行できない」との連絡があり、話し合いの結果、契約を解除することを決定したという。
ライマーに代わるドライバーなどの発表はなされなかったものの、無限は引き続き2台体制での参戦を目指すとしている。また、16号車をドライブする山本に関しては、チーム体制を含めて一切の変更はないということだ。