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Direction Racing、フェラーリとの強力体制でスーパーGT参戦。横溝&峰尾組が復活

2015年03月05日 14:40  AUTOSPORT web

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フェラーリ公認のチームが使用できるRACING WITH FERRARIのロゴ
スーパーGT300クラスに今季、フェラーリ458 GT3を投入し参戦するDirection Racingは5日、2015年のスーパーGT参戦体制について発表した。今季は新たに横溝直輝と峰尾恭輔が加入。2012年GT300チャンピオンコンビが復活した。

 今季、Direction Racingは昨年までのPACIFIC RACINGとのコラボとは別の形で、77号車としてフェラーリ458 GT3をエントリー。激戦のスーパーGTを戦うことになった。ひさびさのフェラーリ458のスーパーGT投入だが、強力なサポート体制が敷かれているという。

 フェラーリ458 GT3/GTEは、使用するカスタマーチームに対しフェラーリ公認の証として『RACING WITH FERRARI』のロゴが用意される。今季Direction Racingは『DIRECTION - RACING WITH FERRARI』として、フェラーリ458のレース車両を製作するミケロット、ブランパン耐久シリーズのトップチームであるケッセル・レーシングの協力の下、全レース/テストへのエンジニアとメカニックの派遣を含めたテクニカルサポートを受けることになった。

 さらに、ヨコハマタイヤとも強力なタッグを実現。フェラーリ458はリヤタイヤのサイズが他車両と異なり、そのパフォーマンスが重要となるが、ヨコハマの協力を得ることにより、こちらも性能アップが見込めそう。

 そして、ドライバーとして横溝、峰尾というスーパーGTでの実績も豊富なふたりが加入することになった。2012年にはタイサンでポルシェを駆ってチャンピオンを獲得しているほか、形式こそ違えどフェラーリの経験も豊富だ。

 また、第3ドライバーとしてポルシェカレラカップやさまざまなGT3カーの経験をもつ飯田太陽が加わった。飯田はジェントルマンドライバーとして豊富な実績を積み重ねてきており、大いに楽しみな存在と言える。

「Direction Racingとフェラーリ、横浜ゴム、ケーズフロンティア、G-LION Group オートカヴァリーノが一丸となってSUPER GTシリーズというGTカーレース最高峰の舞台で、フェラーリの強さ、性能、存在感を大きくアピールして参ります。スーパーGTシリーズファンの皆様と今年も、サーキットで会える事を楽しみにしています!」と語るのは、水谷晃チームオーナー。

 ひさびさのフェラーリ参戦はもちろん、体制としても大いに楽しみな存在となったDirection Racing。上位争いはもちろん、チャンピオン争いに絡む可能性も秘めていると言えるだろう。

Direction Racing 2015年チーム体制
クラス:GT300
チーム:Direction Racing
カーナンバー:77
車名:KSF Direction Ferrari 458
マシン:Ferrari 458 Italia GT3
テクニカルサポート:ミケロット・アウトモビリ(イタリア)ケッセル・レーシング(スイス)
タイヤ:横浜ゴム株式会社
メインスポンサー:K's Frontier
http://www.ksfrontier.com
サブスポンサー:G-LION Group Auto Cavallino
http://autocavallino.jp
Aドライバー:横溝直輝
Bドライバー:峰尾恭輔
Cドライバー:飯田太陽
Dドライバー:TBN
チームオーナー兼チーム監督:水谷晃