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スーパーGT岡山公式テストのエントリー発表。40台参加で注目ドライバー多数

2015年03月05日 10:50  AUTOSPORT web

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2014年の岡山公式テストの様子
5日、スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションは、3月14日~15日に岡山国際サーキットで開催される公式テストのエントリーリストを発表した。GT500クラスは15台、GT300クラスは25台が参加する。

 この公式テストは、岡山でのシーズン開幕戦に向けて非常に重要な位置づけとなるテストで、岡山国際サーキットのファン感謝デーも兼ねているため、一般の観覧も可能。オープンピット(ピットレーン開放)等も行われ、毎年開幕を待ちきれない多くのファンが訪れる。

 そんな今季の公式テストは、3月14日~15日の開催。5日に発表されたエントリーリストには、40台が名を連ねることになった。すでにスーパーGTでは2日に年間エントリーが発表され、44台が名を連ねたが、そこからはPACIFIC RACING TEAMの9号車、aprの30号車、DIJON RACINGの47号車、LM Corsaの51号車の名がない。

 GT500クラスは15台が参加予定。すでに各陣営で2015年エアロがトライされており、この公式テストには全車が15仕様に変化しているはず。ドライバー面でもヘイキ・コバライネンやオリバー・ターベイ等、海外のレースで活躍したスーパーGT初登場のドライバーが参加予定で、ファンにとっても楽しみなところだろう。

 GT300クラスも非常に楽しみなドライバーがこのテストに参加する。このリストで明らかにされた部分をカーナンバー順に上げていくと、5号車GT300マザーシャシーの第3ドライバーに密山祥吾が決定。また、Audi Team Hitotsuyamaの第3ドライバーに決まったステファン・オルテリもこのテストに参加する。

 DIJON Racingの48号車には、今季スーパー耐久にも挑戦する柴田優作の名が加えられた。また、10号車GAINERのGT-Rや、Arnage Racingには第3ドライバーとして富田竜一郎、安岡秀徒の名が加えられている。

 さらに、これまで詳細が明らかにされていなかったJLOCの2台のランボルギーニ、昨年までJLOCだったAudi Team Racing Techの86号車アウディのドライバーも加えられた。昨年マネパ ランボルギーニ GT3をドライブしていた織戸学と青木孝行がそれぞれ87号車、88号車に分かれ、86号車のドライバーだった細川慎弥はそのまま86号車アウディに。山西康司が87号車となり、昨年第3ドライバーを務めた平峰一貴の名が加わっている。

 しかも、86号車Audi Team Racing Techにはクリスチャン・マメロウの名が。マメロウはアウディのファクトリードライバーで、昨年ニュルブルクリンク24時間を制したドライバーのひとり。さらに、86号車には黒田吉隆、88号車JLOCには佐藤公哉という、ヨーロッパのビッグフォーミュラで活躍しているふたりの名が加えられた。注目のドライバーたちがテストのみの参加なのか、また他のドライバーも実戦でどう参戦してくるのかは不明だが、どんな走りをするのか楽しみなところだ。