そんな今季の公式テストは、3月14日~15日の開催。5日に発表されたエントリーリストには、40台が名を連ねることになった。すでにスーパーGTでは2日に年間エントリーが発表され、44台が名を連ねたが、そこからはPACIFIC RACING TEAMの9号車、aprの30号車、DIJON RACINGの47号車、LM Corsaの51号車の名がない。
GT300クラスも非常に楽しみなドライバーがこのテストに参加する。このリストで明らかにされた部分をカーナンバー順に上げていくと、5号車GT300マザーシャシーの第3ドライバーに密山祥吾が決定。また、Audi Team Hitotsuyamaの第3ドライバーに決まったステファン・オルテリもこのテストに参加する。
さらに、これまで詳細が明らかにされていなかったJLOCの2台のランボルギーニ、昨年までJLOCだったAudi Team Racing Techの86号車アウディのドライバーも加えられた。昨年マネパ ランボルギーニ GT3をドライブしていた織戸学と青木孝行がそれぞれ87号車、88号車に分かれ、86号車のドライバーだった細川慎弥はそのまま86号車アウディに。山西康司が87号車となり、昨年第3ドライバーを務めた平峰一貴の名が加わっている。
しかも、86号車Audi Team Racing Techにはクリスチャン・マメロウの名が。マメロウはアウディのファクトリードライバーで、昨年ニュルブルクリンク24時間を制したドライバーのひとり。さらに、86号車には黒田吉隆、88号車JLOCには佐藤公哉という、ヨーロッパのビッグフォーミュラで活躍しているふたりの名が加えられた。注目のドライバーたちがテストのみの参加なのか、また他のドライバーも実戦でどう参戦してくるのかは不明だが、どんな走りをするのか楽しみなところだ。