バルセロナにおける最後のプレシーズンテスト最終日4日目、セルジオ・ペレスが初めてフォース・インディアVJM08を走らせた。
フォース・インディアは新車の準備が遅れ、先週金曜午後にようやくVJM08をコースデビューさせた。1日にペレスは初めてこのマシンのステアリングを握り130周を走行、1分25秒113のタイムで6番手となった。
「初めてこのマシンに乗り、いい一日になった」とペレス。
「たっぷり周回を重ねられたし、チームの雰囲気もよかった」
「僕らが遅れをとっており、巻き返さなければならないのは事実だけれど、僕は楽観的に考えている。チームは方向性をはっきり定めているし、この短期間に膨大なデータを集めることができたから、それがファクトリーでの作業に役立つだろう。テストでも実際のレースでも、走るたびにたくさんのことを学んで目指す位置に近づける」
「今はメルボルンに集中しなければならない。またレースをするのがすごく楽しみだよ。開幕戦は特別なものだし、前のシーズンが終わった時からすごく楽しみにしているんだ」
チームは、今回のバルセロナテストで大量のデータを集めることができたため、マシン開発を急速に進めることができると述べている。