スーパーGT300クラスをはじめ、GTアジアやスーパー耐久等、日本、アジアで幅広く活躍するDIRECTION RACINGは、今季スーパー耐久に『K'S Frontier with Direction Racing』としてポルシェ911 GT3Rで参戦する。
今季、フェラーリ458 GT3やマクラーレンMP4-12C GT3等、幅広いマシンを揃え多くのレースに参戦するべく準備を進めているDIRECTION RACING。そんな中、まず正式に体制がお披露目されたのは、スーパー耐久だ。
スーパー耐久の最高峰カテゴリーにあたるST-Xクラスに、K'S Frontier with Direction Racingはポルシェ911 GT3Rを投入する。この車両は昨年までスーパーGT300クラスで9号車として使用されていたものだ。
DIRECTION RACINGでは、日本のモータースポーツ界にも縁が深いポルシェをフルに活用できる体制を構築。「的確な技術、情報、チームワーク、モチベーション、底力、挑戦、育成とバランスの取れた陣営で組み立てることができました」とチームを率いる水谷晃代表も自信をみせる。
このマシンをドライブするのは、飯田太陽、萩野哲郎、小林崇志、高木真一というプロとジェントルマンのバランスが取れた4人。小林以外はいずれもポルシェの豊富な経験をもっているが、ツインリンクもてぎで行われたS耐テストでは、小林の手によりトップタイムをマーク。不安はなさそうだ。
強力な体制を敷くK'S Frontier with Direction Racingは、チャンピオン候補筆頭と言っても過言ではないだろう。