バルセロナにおける最後のプレシーズンテスト3日目、ニコ・ヒュルケンベルグが前日に引き続きフォース・インディアVJM08を走らせた。
この日、新車デビュー2日目でありながら、ヒュルケンベルグは158周を走り切り、1分24秒939で7番手となった。
チームはパフォーマンスランとロングランを行い、マシンへの理解を深めたといい、新車が高い信頼性を発揮していることを喜んでいる。
フォース・インディアは新車の準備が遅れ、2月28日の午後にようやくVJM08をデビューさせることができた。
新車の信頼性が最初からこれほど高いとチームは予想していたかと聞かれたヒュルケンベルグは「ノー」と答えた。
「皆驚いていると思う。僕も含めてね。ここに持ち込んですぐにこんな風によく走ったのは素晴らしいことだ。僕もチームも、皆が驚いている。これこそ僕らが必要としていたことだ」
「最初の印象はいい。昨日はデビューしてすぐに80周を走れたし、今日はレースディスタンスの2.5倍の距離を走り切った。何の障害も問題もなかった。これはすごく明るい材料だ」
「去年のマシンと似ているので、すぐにいいベースを見つけることができた。ここから向上させていくことができる。今日はたくさんのことを達成できた。誰もがこれ以上ないぐらい満足している」
ヒュルケンベルグがプレシーズンテストで走行するのはこの日が最後となり、最終日はセルジオ・ペレスが新車を初めて走らせる。