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レッドブル、アップグレードにより弱点克服へ/第3回F1合同テスト3日目

2015年03月01日 10:10  AUTOSPORT web

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ダニエル・リカルド(レッドブルRB11)
バルセロナにおける最後のプレシーズンテスト3日目、ダニエル・リカルドがレッドブルRB11で走行した。

 2月28日、リカルドは午前中はショートランを繰り返し、午後にはハードタイヤとミディアムタイヤを使ってロングランを行った。この日はトラブルも起こらず、リカルドは128周を走行、1分25秒742で9番手となった。

「今日はいくつもポジティブな要素を見つけることができた」とリカルド。
「たくさんのラップを走り、プログラムをこなすことができた。今日はほとんどのチームがパフォーマンスランを行っていたが、僕らは自分たちの作業に集中し、ソフトタイヤやスーパーソフトで燃料を軽くしての走行というのは行っていない」
「ロングランはすごくうまくいったし、130周近く走れたことで信頼性の高さも確認できた」

 テスト中にしばしばトラブルに見舞われてきたレッドブルだが、状況が改善しつつあり、新パーツ導入によって昨年からの課題をクリアしつつあると、リカルドは言う。

「僕らには大きなポテンシャルがあると思う。いくつかマシンにパーツを導入したら、正しい方向に一歩進んだと感じた。去年からの弱点を解決しつつあると思う」とリカルド。

「詳しいことは言えないけれど、いくつか空力的なものに関して理解を深めつつあるんだ。去年はこの問題を解決するのに少し時間がかかった。でも今シーズンに向けていい方向に進めたようだ。(開幕戦の)メルボルンに向けてさらにいくつかパーツを導入する予定だ」

「ルノーと共にいい状態に達しつつある。改善すべき点はまだいくつかあるけれど、時間が必要だ。今年は(去年より)いい位置からスタートできたが、さらに調整を進めなければならない」