バルセロナにおける最後のプレシーズンテスト2日目、セバスチャン・ベッテルがフェラーリSF15-Tで走行を行った。
27日、ベッテルはソフトとミディアムタイヤを使い、空力テストとロングランに取り組み、143周を走行、1分25秒339で4番手となった。この日は大きなトラブルなく作業を進めることができたとチームは述べている。
「今日はグランプリ2回分以上の距離を走れた。ただレースに勝ったかどうかは分からない。それは他のチームの走りによるからね!」とベッテル。
「冗談はさておき、最終テストでどんどん走行距離を重ねることができて嬉しい。今日は全くトラブルも出なかった。やらなければならない作業はまだたくさん残っているけれど、今のところはとてもいい感触を持っている」
「ひとつ挙げるべき点があるとすると、もう少し速く走りたかったということだ。でも自分たちの速さを評価するのは難しい。予選仕様で走っているドライバーもいれば、そうではないドライバーもいたからね」
「僕は2014年のフェラーリで走ったことはないが、このマシンは大きく進歩したのだと思う。だからといって満足しているわけではない。勝つつもりならメルセデスを倒さなければならないからだ。彼らの後ろがどうなるのか、興味深い。今の段階のラップタイムでははっきり判断できないからね」