26日、ロータスF1チームは、2015年の開発ドライバーとして女性ドライバーのカルメン・ホルダを起用することを明らかにした。
チームによれば、26歳のスペイン人が今年エンストンで「重要なシミュレータープログラム」に加わるとともに、今シーズンのどこかのタイミングで2015年型F1マシン『E23』を走らせるという。
「10歳の頃からレースをしているので、F1マシンをドライブするのは小さい頃からの夢でした」とホルダは語っている。
「シミュレーターにおける新たなテストでチームのマシン開発を助け、私自身もドライバーとして成長できるように働くつもりです」
「これが始まりにすぎないことは分かっていますし、最大のチャレンジはまだ訪れてはいません。ですが、このような歴史あるチームの一員になれたことは大変名誉に思っています」
ロータスCEOのマシュー・カーターは、ホルダが“フレッシュな考え”をチームにもたらすと述べている。
「彼女はチームにとってユニークな新メンバーで、E23の開発において彼女の洞察と貢献の恩恵を受けるだけでなく、彼女が自身の目標を発展させることを手助けするのを楽しみにしている」
ホルダは、過去3シーズンをGP3で過ごし、ベストリザルトは13位となっている。