2015年02月25日 17:21 弁護士ドットコム
女子プロレス団体「スターダム」のロッシー小川代表は2月25日、東京都港区で記者会見を開き、試合中に選手を殴打して、大けがを負わせた世IV虎(よしこ)選手の処分を発表した。世IV虎選手は王座を剥奪され、無期限の出場停止となった。
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世IV虎選手は2月22日、後楽園ホールでおこなわれたワールド・オブ・スターダム選手権の試合で、挑戦者の安川惡斗選手と「ケンカマッチ」を繰り広げ、顔面を執ように殴打し、安川選手の頬や鼻の骨など折る大ケガを負わせた。
ロッシー小川代表は会見で「安川選手、ご家族、ファンのみなさん、プロレス関係者にご迷惑とご心配をおかけしたことを謝罪する」と述べ、頭を下げた。また「管理体制が行き届かなかった。今後このようなことが起こらないようにしていく」と話した。
会見に同席した世Ⅳ虎選手は終始泣き出しそうな表情。マイクを手に取ったが、なかなか言葉が出ずに「申し訳ございませんでした」と小さく述べた。ロッシー小川代表によると、世Ⅳ虎選手は24日、入院中の安川選手のもとを訪れて謝罪したという。
(弁護士ドットコムニュース)