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アロンソのマネージャー「最終戦まで戦えるよう退院は急がない」

2015年02月25日 08:10  AUTOSPORT web

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フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)
フェルナンド・アロンソのマネージャーが、アロンソがバルセロナテストでのクラッシュで受けた衝撃は大きかったため、慎重に検査を行い100パーセント問題がないことを確認した上で退院させたいと述べた。

 マクラーレンのアロンソはバルセロナテスト4日目にターン3でクラッシュ、メディカルセンターに搬送された後、ヘリコプターで病院に移送された。
 マクラーレンは事故当日、アロンソにけがはないものの脳震盪を起こしたため検査のため入院すると発表した。23日付けのチーム声明では、CTスキャンやMRIスキャンを含む検査が行われた結果、体に異常がないことが分かり、アロンソは「着実に回復しつつある」が、平穏な状態で回復に努めることができるよう、また鎮静のための投薬の影響から回復するためにも、病院にとどまりさらなる観察が行われると発表された。

 マネージャー、ルイス・ガルシア・アバドは、アロンソがいつ退院するのか、今のところ分からないとコメントしている。

「何もかも問題ないことが確認できるまではここ(病院)にとどまる」とアバドが述べたとCrash.netが伝えた。
「(クラッシュの)衝撃は非常に大きかった。だから何も問題ないという確信を持ちたい。あと1日かかるのか、2日なのか、3日なのか、私には分からない」

 事故当時のことを聞かれ、アバドは次のように述べている。
「私が病院に着いた時にはフェルナンドは意識があった。それが一番重要なことだ。今は元気だ。だが非常にハードなクラッシュであり、大きな衝撃を受けたので、体を回復させなければならない」
「F1はゲームではない。大事な時に確実にマシンに乗れる状態にしなければならない。シーズン最終戦まで戦える状態でいたい」

 マクラーレンはまだ最後のプレシーズンテストでのドライバーラインナップを決定していない。テストは26日にスタートする。