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“言わぬが花”は絶対ダメ!大人のコミュ術

2015年02月25日 00:02  オズモール

オズモール

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彼や友達に対して、自分の気持ちを態度で示したつもりなのに、きちんと伝わっていなかったことってない? 全然気持ちが伝わらないと伝えることが面倒になってしまい、なにも言わずに言葉を飲み込んでしまったりすることも…。そんな悩み&不満を抱えている“プチ引っ込み思案”の女子も少なくないはず。 「相手とのコミュニケーションでいちばんNGなのは、言葉に出さずに“察してくれる”ことに期待しすぎること。相手がなにを望んでいるか、あなたがわからないのと同じように、相手もあなたの気持ちはわかりません。態度でしめしても、伝わらない場合がほとんどなので、面倒くさがらずに伝えるのがいいでしょう」そうアドバイスをくれたのはコラムニストの石原壮一郎さん。 “言わぬが花”ということわざがあり、ストレートに言いすぎないことが、日本人のよさという考えもあるようだけど? 「言いたいことをガンガン言って自己満足する、図々しい人もいますが…(笑)。意見を言わなすぎるのも、なにを考えているかわからないので相手もコミュニケーションがとりにくいものです」(同) なにかをしてほしいというお願いは、断られた場合に傷つくから、言葉に出して言うのが苦手という人も…。 「お願いごとは、口に出さないほうが心はラクかもしれませんね。でも、伝わらないむなしさに比べれば、伝えて受け入れられない悲しさのほうが数倍いいはず。“頼んだり頼まれたりするのはお互いさま”と考えるようにしましょう。どうしても断られたくない場合は、“本を貸してほしい”“おいしいお店を紹介してほしい”など、絶対にOKになるような小さなお願いから始めて、希望を伝えるという行為に心を慣らしていくのはいかがでしょうか? また、それを繰り返しているうちに、相手からも気軽にお願いごとをされるようになるでしょう」(同) 自分と相手の需要と供給のバランスがうまくいっているほうが、お互いの関係もより深いものになっていくはず! 小さなお願いごとからさっそく始めてプチ引っ込み思案を克服しよう。 石原壮一郎コラムニスト。月刊誌の編集者を経て、1993年に『大人養成講座』でデビュー。大人の新しい概念と可能性を知らしめ、“大人女子”へのアドバイスにも定評がある。社会人としての“大人力”を盛り込んだ恋愛アドバイスは、「実用度が高い」とOLたちからも大人気で、女性誌のさまざまな企画に登場するアドバイザーとして広く知られている。最新刊『日本人の人生相談』(ワニブックス)も好評!【オズモール】