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「日本画のハードコア」を宣言する展覧会に中村ケンゴ、田中武ら6作家

2015年02月24日 12:20  CINRA.NET

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中村ケンゴ『自分以外』パネルに和紙、岩絵具、顔料、アクリル、樹脂膠、1455×1455mm、2014年
展覧会『ギグメンタ2015「日本画のハードコア」』が4月7日から東京・新宿のThe Artcomplex Center of Tokyoで開催される。

小金沢智がキュレーターを務める同展は、「日本画のハードコアは、不変の伝統にではなく、美術史上の営みを咀嚼しつつ同時代に向けられたラディカルな創造性にこそ発見されなければならない」という主張を掲げ、多様化しているとされる現在の日本画の「核心」を宣言するもの。4月に開催される美学校主催のイベント『ギグメンタ2015』の一環で行われる。

参加作家は、岩田壮平、蝦原由紀(加藤由紀)、大浦雅臣、田中武、中村ケンゴ、間島秀徳。大学で日本画を専攻したことのみが共通点で、年齢や制作テーマなどが異なる6作家となる。会期中はオープニングパーティーや、小金沢と美術家の梅津庸一の対談も開催される。