『誕生60周年記念 ミッフィー展』が、4月15日から東京・松屋銀座の8階イベントスクエアで開催される。
ミッフィーは、オランダ出身の絵本作家でグラフィックデザイナーのディック・ブルーナが描く絵本に登場するウサギの女の子のキャラクター。1955年に初めて描かれたミッフィーは、今年で誕生60周年を迎える。
同展では、1955年にオランダで出版された絵本『ちいさなうさこちゃん』第1版の原画を世界初公開。あわせて現在も発売されている第2版の原画も展示されるため、素朴な初期のミッフィーと現在の描き方の違いも見比べることができる。また、ミッフィーシリーズ6作品の原画やスケッチ、ブルーナの初期の絵本作品、油彩画、妻・イレーネのために描いた「朝食メモ」など、約300点が展示される。
さらにミッフィー誕生60周年を記念して、オランダと日本で開催される企画『ミッフィー・アートパレード』から日本人作家の作品を紹介。増田セバスチャン、菊地敦己、祖父江慎、長坂常、ひびのこづえ、佐野研二郎らがペイントや装飾を施した180センチメートルのミッフィー像15体が展示される。また、2013年に公開された映画『劇場版ミッフィー どうぶつえんで宝さがし』で使用された人形やセットの展示、会場限定のオリジナルグッズ約400種の販売も行われる。
なお同展は、今年から来年にかけて神戸、名古屋、大阪、福岡など全国を巡回する予定だ。開催場所や日程については、オフィシャルサイトで順次発表される。