バルセロナでのF1合同テスト最終日4日目、前日に引き続きセバスチャン・ベッテルがフェラーリSF15-Tで走行を行った。この日はいくつかトラブルに見舞われたというベッテルだが、マシンの感触はいいと述べている。
ベッテルはこの日、ソフトとミディアムタイヤを使ってタイヤテストとセットアップ作業に取り組んだ。ベッテルは76周を走行、1分26秒312で7番手となった。
「何よりもまず、フェルナンド(・アロンソ)が早く回復するよう祈りたい」とベッテルは、この日クラッシュを喫して病院に搬送されたアロンソに向けてメッセージを送った。
「幸いすでにいいニュースがいくつか届いているから、来週のテストには元気で戻ってきてくれることを願っている」
「今日のテストでは主にマシンの信頼性の面に集中し、何度かロングランを繰り返し、さまざまなセッティングとタイヤのテストを行った。期待していたほど多くの周回はこなせなかったけれど、冬季テストのこの時期には初期的問題が発生するものであり、それに対処しなければならない。全体的に見てこのマシンの感触はポジティブだと言えるし、来週のテストを楽しみにしている」