バルセロナでのF1合同テスト3日目、ウイリアムズのフェリペ・マッサとバルテリ・ボッタスがFW37で走行、ピットストップ練習を集中的に行った。
21日は時折雨が降る天候になったため、ウイリアムズはプログラムを変更し、ピットストップ練習を集中して行い、実際のレースで直面する可能性のあるさまざまな展開や問題をチェックした。
マッサは55周の中で1分26秒912の7番手タイムをマーク、ボッタスは49周を走行、1分27秒556で9番手となった。
今回のテストをこの日で終了したマッサは、一日をピットストップ練習に充てたのは有意義だったと語った。
「朝に何周か走ったが、(コンディションの関係で)メリットを得るのは難しかったと思う」
「今日のプログラムはピットストップの手順を練習することだった。ピットストップは実際のグランプリにおいて非常に重要だ。チームの準備を整えるのは有意義なことだし、チームがある程度の予測をするためにドライバーが練習の機会を持つのはいいことだ。全体の手順を素早くこなさなければならず、それは練習を重ねることでしか実現できない」
ボッタスもこの日の作業は実戦で役立つとの考えを示した。
「今日のプログラムはピットストップの練習をすることだった。セッション終盤、路面温度がとても低い時に唯一本格的な走行を行ったが、タイヤが古かったし、マシンの感触をつかむのが難しかった」
「ピットストップの手順を練習できたのは、チームにとっても僕にとってもよかった。あと数週間で(開幕戦の)オーストラリアだ。レースのあらゆる要素に備える必要がある。ピットストップは1回1回が重要だから、準備を整えるのはいいことだよ」
テスト最終日はボッタスが走行を行う予定となっている。