バルセロナでのF1合同テスト3日目、メルセデスのリザーブドライバーを務めるパスカル・ウェーレインがフォース・インディアの2014年型マシンVJM07で走行を行った。
ウェーレインは、フォース・インディアでバルセロナテストで2日間走行を行う他、シーズン中テストにも参加することが決定している。
テスト初日は午前中にフォース・インディア、午後には急きょ体調不良のルイス・ハミルトンに代わってメルセデスを走らせたウェーレインは、21日、再びフォース・インディアのマシンに乗った。
不安定な天候となったこの日、ウェーレインは81周を走行するなかで1分27秒333の8番手タイムをマークした。チームは彼は「一度もミスをせず、非常に落ち着いて堅実な仕事をした。不安定なコンディションにもうまく対応し、路面温度が非常に低かったにもかかわらずいい仕事をした」と評価している。
「木曜はびっくりしたけれど、今日もまた走ることができて嬉しかった。また素晴らしい一日になったよ」とウェーレイン。
「自分が乗り慣れたマシンとは全く違うマシンに乗ると、すべてが新鮮だ。マシンの感触からステアリングホイールのボタンやダイヤルにいたるまで、すべてが初めての経験なんだ。でもそれに関しては木曜の経験が役立ち、この2日間でたくさんのことを学び、成長できた」
「僕がうまく役割を果たせるようチームが協力してくれた。皆が最初から歓迎してくれたから仕事がやりやすかった。素晴らしい雰囲気だったよ」
「今日はセットアップを集中的に行い、長めの走行を行うこともできた。いい作業ができたし、今後再び機会が訪れるのが楽しみだ」
テスト最終日にはニコ・ヒュルケンベルグが今年初めての走行を行う。