バルセロナでのF1合同テスト2日目、ロータスのサード&リザーブドライバー、ジョリオン・パーマーがE23・メルセデスでの初走行を行った。
元F1ドライバーであるジョナサン・パーマーの息子でイギリス出身のジョリオンは、GP2参戦4年目の昨年、タイトル獲得を達成した。
今年24歳になったパーマーは、ロータスのサード&リザーブドライバーとして2015年のすべてのグランプリとテストを訪れ、金曜フリープラクティス1に「かなりの回数」参加すると発表されている。
20日、パーマーはロータスでのテストに初めて参加、タイヤと空力の評価を行いながら77周を走行、1分26秒280のタイムで8番手となった。
「今日は順調にいった」とパーマー。
「たくさんの周回を走り、マシンにいい感触を持てた。最初は路面が冷え切っていて滑りやすかったけどね」
「一日の中でさまざまなコンディションにおいてさまざまなセットアップに取り組んだ。セッティングごとに理解すべきことが山ほどあり、いろいろなプログラム作業を行わなければならず、短時間でたくさんのことを学習した」
「僕にとってはとてもポジティブなスタートだった。自分の仕事がチームの役に立てば嬉しい。このマシンで走るのがとても楽しかったから、次に走る機会が待ち遠しい」
トラックサイドオペレーションズ・ディレクター、アラン・パーマンは、パーマーはトリッキーなコンディションの中でうまくマシンになじむことができ「素晴らしい仕事をした」と評価している。
21日はパストール・マルドナドが走行する予定となっている。