バルセロナでのF1合同テスト初日、パストール・マルドナドがロータスE23・メルセデスで走行を行った。
午前中にはソフトウエアの小さなトラブルが発生しマシンがコース上でストップ、ランチタイムにはクラッチを交換するなど、完璧な一日ではなかったものの、セットアップ作業を行いながら周回数を重ねていき、ヘレステストと比較して進歩を確認できたとチームは語っている。
マルドナドはこの日69周を走行、ソフトタイヤで出した1分25秒011のタイムで全体のトップに立った。
「自分の名前がタイミングモニターの一番上に表示されるのを見るのは嬉しいものだ」とマルドナド。
「この最速ラップは通常のプログラムの中で出したものだった。E23にはいい感触を持っている。このマシンは変更に対していいレスポンスを示すんだ。たくさんの周回数を走れたのもよかった」
「僕らチームはヘレス以来大きく前進した。バルセロナのサーキットは新車を評価する上で最適な場所だから、今日は進歩を確認できて嬉しい」