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アップガレージ、RPバンドウとのタッグでGT300参戦! 86マザーシャシーを使用

2015年02月20日 13:50  AUTOSPORT web

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GT300マザーシャシーの86と、左からアップガレージ石田会長、坂東正敬総監督、荻野悟監督
クルマ、バイクのユーズドパーツ販売店を関東を中心に展開しているアップガレージは20日、レーシングプロジェクトバンドウとパートナーシップを結び『TEAM UP GARAGE with BANDOH』としてスーパーGT300クラスに参戦すると発表した。

 アップガレージはモータースポーツにも積極的に関わっており、長年D1グランプリをはじめさまざまなカテゴリーに参戦。モータースポーツの楽しさを伝える活動を行ってきたが、ついに国内でも最も高い人気を誇るスーパーGTに参戦することになった。

 タッグを組むのは、スーパーGT500クラスでWedsSport ADVAN RC Fを走らせるレーシングプロジェクトバンドウ。また、メンテナンスはGT300クラスをはじめ、国内モータースポーツ界で多くの勝利を獲得してきた名門RS中春が担うことになり、非常に強力な体制が敷かれる。

 チーム体制としては、チーム名称は『TEAM UP GARAGE with BANDOH』。マシンは、今季から本格的にスーパーGTで活用されるGT300マザーシャシーのトヨタ86となる。車両は昨年の第7戦タイでデビューし、2月の大阪オートメッセで展示された1号機。カーナンバーは、バンドウのナンバー19のひとつ前にあたる『18』となる。

「モータースポーツに携わった12年間を大切にし、今年スーパーGT300クラスに参戦することとなりました。より多くの方にモータースポーツの楽しさを伝えていけたらと思っております」と語るのは、石田誠アップガレージ会長。スーパーGTではチーム代表も務める。

 また、“総監督”という立場に就任することになった坂東正敬RPバンドウ代表は「今シーズンは新しいチャレンジとしてGT300にも協力することになりました。アフターパーツ業界を盛り上げるためにこの86を選びました」とマザーシャシーを選んだ理由を語った。

「“人を育てる”をスローガンに僕も一緒に成長できたらと思っております。台風の目になると確信していますので、熱い応援よろしくお願いします」

 ドライバーはまだ未定となっているが、噂によればすでに2名の候補がいるとのことで、ひとりは元F1テストドライバー、もうひとりはGT300チャンピオン経験者だという。強力な体制でスーパーGTに登場することになりそうだ。

 また、アップガレージではドリフトへの参戦も継続。今年は社員ドライバー2名での参戦となり、D1グランプリ/フォーミュラドリフトには田口和也が参戦。D1ストリートリーガルには、今季入社予定の三井健貴が出場する予定だ。もちろん、チームを盛り上げるドリフトエンジェルスも結成される。

TEAM UP GARAGE with BANDOH チーム体制
参戦シリーズ:SUPER GT 2015 SERIES
参戦クラス:GT300
参戦マシン:86(GTAマザーシャーシ)
チーム代表:石田誠(アップガレージ代表取締役会長)
総監督:坂東正敬(レーシングプロジェクトバンドウ代表)
監督:荻野悟(RS中春)
ファーストドライバー:TBN
セカンドドライバー:TBN
車両名称:TBN
カーナンバー:18
タイヤメーカー:横浜ゴム株式会社
車両メンテナンス:RS中春/株式会社レーシングプロジェクトバンドウ