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Arnage Racing、今季はメルセデスSLSにスイッチしスーパーGT継続参戦へ

2015年02月19日 23:20  AUTOSPORT web

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今季もスーパーGTに参戦するArnage Racing。ただ、マシンは写真のアストンマーチンからメルセデスベンツSLS AMG GT3にスイッチすることになった
スーパーGT300クラスに参戦するArnage Racingは19日、チームの公式ブログ(http://ameblo.jp/arnage-racing/)で、2015年はメルセデスベンツSLS AMG GT3にマシンをスイッチしGT300クラスを戦うと発表した。

 2012年まで参戦したAspeedのメンテナンスを担当していたArnage Racingは、13年から新たにエントラントとして参戦。アストンマーチンV12バンテージGT3を加納政樹/安岡秀徒のコンビが駆り、光る速さをみせGT300を盛り上げてきた。

 そんなチームは今季に向けて「昨年より年も越せない状況で、今に至っておりました」と2015年に向けた活動を模索してきた。しかし19日、「ようやく今日、昨年度にけりをつけ、新たに2015シリーズを迎えるだけの覚悟ができました」と今季もスーパーGTに参戦することをチームのブログで明らかにした。

 その中で発表された今季使用マシンは、昨年までのアストンマーチンではなく、なんとメルセデスベンツSLS AMG GT3。世界中でそのパフォーマンスと扱いやすさ、手厚いサポートには高い定評をもつSLSは、今季もGOODSMILE RACING & TeamUKYOが導入を決めており、Arnage Racingのスイッチ決定でGT300クラスにさらに1台増えることになった。

 マシン以外の体制はまだ決まっていないとのことだが、「昨年に引き続き、絶大なる応援のほどよろしくお願いいたします」と伊藤宗治代表はブログに綴った。

 Aspeed時代からファンを大切にし、一緒に楽しむ雰囲気をサーキットで作り上げているArnage Racing。メルセデスベンツSLS AMG GT3という新たな武器で、今季のスーパーGTをどう盛り上げてくれるだろうか。