3月7日と8日に鈴鹿サーキットで開催される『モータースポーツファン感謝デー』に、歴代のホンダF1マシン、28台が集結することが分かった。
国内モータースポーツシーンの幕開けを告げる鈴鹿ファン感謝デーは、その年の最新マシンから往年のレジェンドカーまでさまざまなマシンが一堂に会し、国内外から駆けつけたドライバーがデモンストレーションランやエキジビションレースを繰り広げるなど、毎年恒例の人気イベントとなっている。
今年の鈴鹿ファン感は、今シーズンからホンダがF1復帰するのに合わせ『ホンダF1復活祭』というテーマのもと開催されることになっており、『HondaレジェンドF1マシン展示』では、ホンダがF1に初参戦した1964年のRA271から2008年のRA108まで、27車種28台(2015年1月時点)がGPスクエアに展示されることになっている。
この中には、往年のマクラーレン・ホンダはもちろん、昨年のアブダビテストに投入された先行開発車両のマクラーレン・ホンダMP4-29H 1×1も含まれているほか、1998年のF1復帰の際にテスト用として製作されたプロトタイプカーのRA099も名を連ねている。
また、過去にホンダエンジンを搭載したスピリット、ウイリアムズ、ロータス、ティレル、ジョーダン、B・A・R、スーパーアグリなどの懐かしのマシンも見逃せない。
ゲスト陣も豪華で、元F1ドライバーの中嶋悟、鈴木亜久里、中野信治に加えて、海外からデイモン・ヒルとジャン・アレジも参戦。ふたりは、2日間にわたってマクラーレン・ホンダMP4/5(アレジ)、MP4/6(ヒル)でデモランを行う。またアレジの息子ジュリアーノも来日。F1中継でおなじみの森脇基恭氏、川井一仁氏、今宮純氏も顔を揃える。
さらに、小林可夢偉も参戦するスーパーフォーミュラではオープニングセレモニーとデモレースが行われるほか、8耐&スーパー耐久のトワイライトデモレースなどF1以外のイベントも楽しめるものばかり。
なお、このファン感謝デーには、鈴鹿サーキットのホームページにある「特別ご招待券」を持参すれば無料で入場できる。