フォーミュラE最終戦ロンドンの開催が、地元議会の承認を受け正式に決定した。フォーミュラE初の2レース、2日間での開催となる。
開催初年度となる14-15年シーズンは、全10戦の開催が予定されていたフォーミュラE。シーズン開幕後も開催地未定とされていた1戦は、今月はじめ、モスクワで6月6日に開催されることが決定していた。今回、ロンドンでの2レース開催が承認されたことで、フォーミュラE初年度は全11戦で争われることとなる。
フォーミュラEホールディングスのCEO、アレハンドロ・アガグは今回の承認に対し「開催プランが承認されて、とても嬉しい」とコメントしている。
「長い間、シーズン最後の2戦をロンドンで開催する計画をワンズワース議会と議論してきた。この計画が承認されたことで、ロンドンは素晴らしい瞬間に立ち会うこととなる。フォーミュラE初代チャンピオンがロンドン市内で誕生するんだからね」
「市だけでなく、私たちにとっても最高のイベントだ。持続可能なクルマ社会とクリーンエネルギーの未来を、多くの人に知ってもらう最高の機会になるだろうから」
ロンドンでの開催が承認されたことで、舞台となるバッターシーパークでは、来月から再舗装など大規模な改修工事が行われることとなる。なおサーキットは、15のコーナーを持つ1周2.92kmのコースがデザインされている。
ロンドンePrixは、6月27日、28日に開催される予定だ。