ウイリアムズF1チームの開発ドライバー、アレックス・リンが新たにGP2シリーズへ導入されるDRSをテストした。
このテストは、リンが2014年GP3チャンピオンを獲得した褒賞として用意されたもので、2月18日にバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われた。
リンは開発用のGP2マシンをドライブし、2015年から導入予定のDRSシステムを中心にテストプログラムを完了。直線での空力テストから、最後はシステムの信頼性をチェックするためのロングランで締めくくった。
「GP2開発マシンでのテストは本当に楽しかった。とても勉強になり、このような機会をもらえたことを感謝している。僕のフィードバックが、すべてのGP2チームの役に立つといいね」と、リンは語っている。
今季はDAMSからGP2参戦が決まっており、ウイリアムズの開発ドライバーというポジションも得た英国出身のリン。レッドブルの育成プログラムから“卒業”し、F1への足がかりを築くため、2015年は重要な年になる。