フォース・インディアは、メルセデスF1チームのリザーブドライバーであるパスカル・ウェーレインを今週開催されるバルセロナテストで走らせるだけでなく、シーズン中テストでも起用することを明らかにした。
フォース・インディアはマシン開発の遅れからヘレステストを欠席、19日にスタートするバルセロナテストでは2014年型マシンで作業を行う。同チームはパワーユニット契約を結ぶメルセデスのドライバー、ウェーレインを4日間のうち2日走らせることを発表した。
チームはさらに、「バルセロナテストはパスカルとフォース・インディアとの関係の始まり」であるとして、ウェーレインを2回のシーズン中テストでも走らせることを明らかにした。
フォース・インディアは財政難に苦しみメルセデスへのパワーユニット代金の支払いが遅れているといううわさもあり、その関係でウェーレインにテストの機会を提供したと推測されている。今年のインシーズンテストはスペインGPとオーストリアGPの後に行われる予定となっている。バルセロナテストでは、ウェーレインは初日19日と21日にVJM07を走らせる。
ドイツ出身20歳のウェーレインは、昨年アブダビテストにメルセデスから参加している。彼は今年メルセデスF1チームのリザーブドライバーを務める一方で、メルセデスベンツからDTMに参戦する。