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ザウバーからF1デビューの夢かなわず、シロトキンは今季GP2にスイッチ

2015年02月18日 19:20  AUTOSPORT web

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2014年はザウバーから、ロシアGPのフリー走行デビューを果たしたセルゲイ・シロトキン。F1シートを目指して、2015年はGP2参戦を決めた
ザウバーF1チームでテストドライバーを務めていたセルゲイ・シロトキンが、2015年はラパックスからGP2に参戦する。

 現在19歳のシロトキンは2013年からフォーミュラ・ルノー3.5にフル参戦し、2014年は1勝を挙げてシリーズ5位。2012年はAUTO GPでシリーズ3位に入っている。

 2014年は当初ザウバーからF1デビューを飾るはずだったが、結局はテストドライバーに留まり、母国ロシアGPのフリー走行で公式セッション初登場となった。

 シロトキンは2014年シーズン終了後のGP2アブダビ・テストでラパックスのマシンに乗り、2015年の契約に至った。

「まず、僕をプッシュしてくれたチームオーナーと首脳陣に感謝したい。2015年は今後のキャリアを考える上で重要な時期になるだろう。最良の選択をするべく、可能な限り、あらゆる可能性を検討した。アブダビのテストでドライブしたマシンとの相性は抜群で、ラパックスのエンジニアたちと良い時間を過ごすことができた。彼らは集中力が高くて、アグレッシブで、僕はそのような雰囲気が好きだ。次のテストで、また走れるまで待ちきれないよ」と、シロトキンは語っている。

 ラパックスは、まだシロトキンのチームメイトを発表していない。2014年は表彰台2回という結果に終わったが、2013年はステファノ・コレッティとともに3勝を挙げている。

2015年GP2ドライバーズラインナップ(2月17日時点)

●DAMS
ピエール・ガスリー/アレックス・リン

●カーリン
マルコ・ソレンセン/ジュリアン・リール

●ART
ストフェル・バンドーン/松下信治

●レーシング・エンジニアリング
ジョーダン・キング/TBA(未定)

●トライデント
ラファエル・マルチェッロ/レネ・ビンダー

●カンポス
アルサー・ピック/リオ・ハリアント

●アーデン・インターナショナル
ノーマン・ナト/アンドレ・ネグラオ

●ラパックス
セルゲイ・シロトキン/TBA(未定)

ロシアン・タイム、MP、ステータス(元ケータハム)、ヒルマー、ラザルスは未発表