トヨタ・モータースポーツGmbH(TMG)は、トヨタの2017年WRC世界ラリー選手権復帰へ向け開発を行っているトヨタ・ヤリスWRCの今シーズン初めてのテストを実施し、その写真と動画を公開した。
1月30日に行われたトヨタの発表会で、正式にお披露目されたトヨタ・ヤリスWRC。開発を担当するTMGは2017年へ向け、テストドライバーを務めるステファン・サラザン、セバスチャン・リンドホルム、エリック・カミリとともに、今季から実走テストを本格化させていくとしていた。
そのTMGが今季初めてとなるトヨタ・ヤリスWRCのテストを、2月9日~13日にモンテカルロで行ったことをFacebook上で明らかにし、その写真と動画を公開した。テストを担当したのは、サラザンとカミリのふたりだ。
公開された写真をみると、前回のテスト走行時には装着されていなかったベンチレーターがルーフに取り付けられていることがわかる。また、マシンのフロントにトヨタのエンブレムが付けられているが、こちらも前回の写真では取り付けられていなかったものだ。
同時に公開された動画は約40秒と短めだが、ルーフやコックピット後方などのカットを交えたものとなっている。