シボレーは、今シーズンからベライゾン・インディカー・シリーズに導入されるエアロキットのロード・ストリート用とショートオーバル用の画像を公開した。
これまでインディカーで3年使用されたダラーラDW12に、今季からホンダ、シボレーの両メーカーが開発したエアロキットを装着することができるようになり、外観で区別がつけられるようになる。
ロード・ストリート、ショートオーバル用のエアロキットは3月1日までにチームにデリバリーされ、3月16、17日に公式テスト、そして3月27、28日のセントピーターズバーグでの実践を迎える予定となっている。
そのデリバリーを前にシボレーは、ロード・ストリート、ショートオーバル用のエアロキットの画像を公開。フロントウイング、リアウイング、エンドプレート、エンジンカバーやサイドポッドなどが新しくなったボディワークがお披露目された。
GMのパフォーマンス・ビークル&モータースポーツ担当U.S.バイス・プレジデントであるジム・キャンベルは、「これはインディカーレースにおけるシボレーの関わりで、重要なマイルストーンだよ。我々はエンジン性能と共に、ダウンフォースとドラッグの最適なバランスを実現できるような空力パッケージの開発に注力した。トータルパフォーマンスパッケージをね」とコメント。
またシボレーのインディカープログラムマネージャーをと務めるクリス・ベルべは、「新エアロキットの導入は、シボレーのドライバーたちのストレートでのハイスピードを維持しながら、コーナーの入り口と出口の両方でスピードアップを可能とするよ」と新しい空力パッケージによりパフォーマンスが大幅にアップグレードされると語る。