シュコダが、2015年中盤のホモロゲーション取得を目指して開発しているシュコダ・ファビアR5のテスト走行の画像を公開した。
シュコダは昨年、シュコダ・ファビアS2000でERCとAPRCの3連覇を達成したが、ヨーロッパでは、S2000規定からR5規定への移行が進んでいる。シュコダもR5規定に沿ったファビアR5の開発を表明し、昨年12月にはコンセプトバージョンを公開している。
今回公開されたのは、先日イタリアで行われたファビアR5のテスト走行時の様子。テスト車両のため、マシンにはカモフラージュの塗装が施されている。ドライブしたのは、ERCチャンピオンのエスペッカ・ラッピとAPRCチャンピオンのヤン・コペッキーのふたりだ。
「ファビアR5をターマックとグラベルで走らせたよ。どんな路面でも、新型マシンのフィーリングはいいよ」とコペッキー。ラッピも「ファビアR5は、引き続きシュコダに成功をもたらすと思うよ」とコメントしている。
また、シュコダ・モータースポーツの代表、ミカル・フラバネクは「ファビアR5のホモロゲーションを今年の中頃に取得したいと思っている。スケジュールは予定通りに進んでいるよ」と語った。
テストは来週もヨーロッパで行われ、ベテランのフレディ・ロイクスとライムンド・バウムシュラッガーがテストに加わる予定だ。