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納期は守れる?仕事のプレッシャー対処法

2015年02月17日 00:03  オズモール

オズモール

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仕事の期限が迫ってきたり、やらなきゃいけないことが急に増えたりと、年度末が近づくと仕事でプレッシャーがかかることも。そこで焦れば焦るほど、「期限までに終わらせられるかな」「大事なところでミスをしてしまわないかな」なんて不安が…。 人材育成やスキルアップのセミナー講師などで活躍する新井淳子さんは、「自分に任された仕事でも、最後は上司が責任を取ってくれると考えてあまり心配しないで」と話す。 「上司はきちんと部下の資質を見極めた上で仕事を任せているものです。上司が『あなたならできる』と信じて任せてくれているのだし、万一の場合は上司が責任を取ってくれるはずなので、心配せずに取り組んで」(同) 仕事に取りかかる前に「失敗しないだろうか」と心配してしまうと、脳の処理速度はどんどん落ちてしまい、ますます失敗しやすい状況になってしまうのだそう。そんな悪循環に陥らないためには、仕事を任されたらすぐ手を付けることが大切なのだと、新井さん。 「心配が頭をよぎる前に、まず手を動かしてみてください。1時間ぐらい取り組んでみると、だんだん脳が乗ってきて、仕事のペースが上がっていくのがわかると思います。すると脳内には快感物質が分泌されて仕事自体が楽しくなり、ストレスを感じにくい状態になります」(同) 脳が乗ってきた状態がわかり、仕事のペースがつかめてくると、任された仕事に対してどれくらい時間がかかりそうか見えてくるはず。もし、いいペースで進めても期日までに終わらない可能性があるなら、「1日にだいたいこのペースで進めるので、●日までに全部は終らないかもしれません。サポートをお願いします」と、早めに上司に相談をするのがおすすめ。 「上司にとって、仕事のリスクを早めに相談されることは迷惑ではありません。そのためにも仕事を振られたらすぐに取り掛かって、期日までに終わらせられるかどうかいち早く目処を立てることが大切なのです」(同) ただ、仕事は繰り返すほどに脳細胞をつなぐ神経回路が太くなってどんどん処理速度が速くなるので、当初の予定よりも早く仕事が完成することも少なくないのだとか。そうした成功体験を積み重ねれば、仕事のプレッシャーにだんだん強くなって、ストレスを感じにくくなるはず! 新井淳子オフィスフローラン代表。日本プレゼンテーション協会認定講師、社会保険労務士。職場の課題発掘と人材育成、モチベーションアップなどを図るコンサルティングやセミナー開催などを行い、スキルアップのサポート役として多方面で活躍中。【オズモール】