BMWモータースポーツは16日、シェルがプレミアム・テクノロジー・パートナーに就任し、DTMドイツツーリングカー選手権をはじめユナイテッド・スポーツカーやニュルブルクリンク24時間での活動をサポートしていくと発表した。
2015年から、シェルは『BMW推奨純正エンジンオイルサプライヤー』、『BMWが推奨する唯一のアフターマーケットエンジンオイル』となっており、この協力関係がモータースポーツ界にも発展した形となった。今後BMWモータースポーツの活動すべてでシェル・ヒリックスウルトラ、およびアメリカで展開されるペンゾイル・プラチナムが使用される。
これらのエンジンオイルはすべてのBMWのロード/レースカーにおいて、エンジンの保護とパフォーマンスアップに使用されていく。また、DTMでは8台全車にシェル・ヒリックスウルトラのロゴがつけられるほか、チームウェア、ドライバーのヘルメット、レーシングスーツにロゴがつけられる。さらにアウグスト・ファーフス車は、新たにシェル・ヒリックスウルトラのフルカラーリングが施された。
「すべてのBMWモータースポーツのメンバーがDTM、USCC、そしてニュルブルクリンクでシェルのサポートを受けることを期待している。シェル・ヒリックスウルトラとペンゾイル・プラチナムは高性能なパフォーマンスをもっている」とBMWモータースポーツ代表のイェンス・マルカルトは語った。
近年、ヨーロッパを中心に自動車メーカーが純正オイルメーカーを指定するパターンが多く、ポルシェのモービル、フォルクスワーゲン/アウディのカストロール等のパターンがみられる。BMWでも昨年まではカストロールがワークス活動で使われていた。