2015年型マシンのデビューが遅れていることに関し、フォース・インディアはケータハムとマルシャの破綻の影響もあったと述べている。
フォース・インディアは1月に早々にVJM08の新カラーリングを発表したものの、ヘレスで開催された最初の合同テストは欠席、さらにバルセロナでの2回目のテストも2014年型マシンで参加することを発表した。
「タイヤプログラムにおいてデータを集めるという面で非常に貴重なテストになる。いくつかテストアイテムを持ち込むことになるとも予想している」とスポークスパーソンが述べたとSky Sportが報じている。
新車は最後のテストに持ち込む予定となっており、チーム副代表ボブ・ファーンリーは「開幕戦メルボルンに参戦するのは間違いない」と述べている。
一方でファーンリーは、VJM08製作の遅れについて、ケータハムとマルシャが経営破綻したことの影響も受けたと説明している。
「ご存じのとおり、我々は最近トヨタの風洞での作業をスタートした」とファーンリーが述べたとSky Sportが報じた。
「だがトヨタはケータハムと契約を結んでいたため、ケータハムとの問題を解決するまでは、我々が契約に基づいて動くことができなかった」
「12月序盤までゴーサインが出なかった。そのために最初からスケジュールに遅れが出た」
「さらに、サプライヤーたちがマルシャとケータハムの破綻によって大きな影響を被り、それによる問題が発生した」
「彼らから前払いをするよう求められ、それが我々のキャッシュフローに影響した。とはいえ私はサプライヤーたちのことを非難するつもりは全くない。自分の財政状態が苦しくなれば、私も同じことをしただろう」
「だがそういった状況が我々にとって打撃となり、さまざまな面で遅れが生じることになった」