WRC世界ラリー選手権第2戦スウェーデンは14日、SS11~SS18のデイ2が行われ、ティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20 WRC)が総合首位に立った。総合2番手、3番手にはフォルクスワーゲンのアンドレアス・ミケルセン(フォルクスワーゲン・ポロR WRC)とセバスチャン・オジェがつけている。
■ヒュンダイ・モータースポーツ(ヒュンダイi20 WRC)
ティエリー・ヌービル/総合首位
昨日に引き続き素晴らしい1日だった。ラリーをリードすることができて最高の気分だよ。
今日はできる限りプッシュしたし、ステージを楽しめた。マシンに、ここまでいいフィーリングを得られたのは初めてじゃないかな。タイヤチョイスも素晴らしかったし、ぼくたちのパフォーマンスには満足している。
いくつかのステージでトップタイムを記録したし、コリンズ・クレストで44メートルのジャンプも記録した。最長記録を出せたことを誇りに思うよ。
もちろん、明日の目標はポジションをキープすることだよ。後続との差が近いから、気を引き締めていかないとね。
■フォルクスワーゲン・モータースポーツ(フォルクスワーゲン・ポロR WRC)
アンドレアス・ミケルセン/総合2番手
今日もエキサイティングな1日だった。序盤はリードを守るという、いつもと違う状況だったね。今朝は2回ミスを冒してタイムをロスしてしまったよ。
特に大きかったのは、雪だまりにマシンのフロントが刺さってしまったミスだ。脱出するのに20秒近く掛かってしまったよ。
午後は、ペースをあげることができた。トップとの差は大きくないから、まだ初優勝の望みはあるよね。明日もいつも通り全開で攻めていくつもりだよ。
セバスチャン・オジェ/総合3番手
今日のパフォーマンスには満足しているよ。全力を尽くしたからね。明日が楽しみでしかたないんだ。久しぶりに接戦で、最終日を迎えられるからね。
トップのティエリー・ヌービルと、チームメイトのアンドレアス・ミケルセンを賞賛するよ。だけど、彼らは分かっているはずだ。ぼくが勝つために戦っているってことをね。
■シトロエン・トタル・アブダビWRT(シトロエンDS3 WRC)
マッズ・オストベルグ/総合4番手
今日はタフな1日だった。ほとんどのステージでうまく走れたんだけど、いくつか問題もあった。
今日の最初のステージでミスをした。タイヤをパンクさせてしまって、45秒くらいタイムを失ってしまった。ガッカリしたけど、4番手を維持するべく、明日のステージに集中していく。
■Mスポーツ(フォード・フィエスタRS WRC)
オット・タナク/総合5番手
素晴らしい1日だったね。昨日はかなり苦戦したけど、今日はうまくやれたと思うよ。午前のステージは、スタート順の関係で少し苦戦したけどね。
後続とはギャップがあるし、いまの順位に満足しているんだ。だから、この順位を守るべく、ミスをしないように心がけていくよ。