WRC世界ラリー選手権第2戦スウェーデンは13日、SS2~SS10のデイ1が行われ、アンドレアス・ミケルセン(フォルクスワーゲン・ポロR WRC)が総合首位に立った。
■フォルクスワーゲン・モータースポーツ(フォルクスワーゲン・ポロR WRC)
アンドレアス・ミケルセン/総合首位
ノルウェーでのステージを終えて、ラリーをリードできているなんて最高だよ。今日はいいリズムを掴めなかったから、正直驚いているんだけどね。
午後になって、ようやくいい方向に進み始めたんだ。ノルウェーのファンが熱烈に応援してくれたから、モチベーションも高まったよ。ファンにいい結果を届けることができて本当に嬉しい。チームメイトの不運によって得た結果なのが残念だけどね。
ゴールまで先は長いし、気を引き締めて戦っていくよ。
セバスチャン・オジェ/総合4番手
いい方向に考えていかなきゃね。今日は退屈しなかったよ。いいことも悪いこともあったからね。
朝はすべて最高の状態だった。全開で攻めることができたし、路面コンディションも完璧だった。午後に入ってから、物事がうまく進まなくなってきたんだ。最初にワイパーが動かなくなってしまった。ワイパーを修理しようと作業した時に、ボンネットをしっかり固定するのを忘れてしまったんだ。だから、次のステージでボンネットが暴れて、フロントガラスが割れてしまったよ。
そしてSS9では、ブレーキを踏むのが遅すぎて雪だまりに突っ込んでしまった。結果としてトップの座を失ってしまったよ。でも、まだラリーは始まったばかりだ。僕たちが最後まで諦めないってことは、みんな知っているよね。
■シトロエン・トタル・アブダビWRT(シトロエンDS3 WRC)
マッズ・オストベルグ/総合2番手
今朝はいいリズムで走ることができたよ。出走順が速いほうがいいタイムを刻むことができていたけどね。
午後のSS8ではちょっとしたアクシデントがあった。コース上を観客が歩いていたんだ。そのせいで、大体10秒くらいロスしてしまったよ。
毎年、ノルウェーのステージでタイムをロスするんだけど、土曜日はペースが向上するんだ。トップと19秒差だから、全力でプッシュしていくよ!
■ヒュンダイ・モータースポーツ(ヒュンダイi20 WRC)
ティエリー・ヌービル/総合3番手
今日はペースもよくて、素晴らしい一日だったよ。午前中のステージはかなりトリッキーで、どれくらいグリップするのか判断が難しかった。ラリーは始まったばかりだったから、慎重に走ったよ。
午後になって、路面コンディションが改善したから、ポテンシャルを発揮することができた。SS9では、陽が傾いてきて難しい状況だったけど、今シーズン初めてトップタイムを記録できたよ。
明日は総合2番手からのスタートだし、チャレンジングな1日になりそうだね。
■Mスポーツ(フォード・フィエスタRS WRC)
オット・タナク/総合5番手
午前中は苦戦してしまった。トップとのタイム差が大きかったから、もう少しできることがあったかもしれないね。午後になって路面コンディションが改善したから、トップと近いタイムを出せるようになったよ。
まだ、自信をもって走れてはいないんだ。今日はしっかり休んで、万全の体制で明日を迎えたいね。明日は走るのが楽しいステージがあるから、そこを走るのが楽しみだ。