目前に迫ったバレンタインデー。今年は土曜日にあたるので、「義理チョコ」を用意するかどうか迷う人も多いかもしれない。
保険相談ショップの「保険クリニック」は2015年2月10日、バレンタインについてのアンケート結果を発表した。「バレンタインにプレゼントをあげますか」という質問では、「プレゼントする」が32.0%、「プレゼントしない」が40.8%で、「しない派」の方が多数という結果に。
プレゼントをする相手としては「恋人・配偶者」(42.0%)という回答が最も多かったものの、「会社関係」(12.8%)と義理チョコを用意しなければという人も一定以上いた。
そんな「義理チョコ」をどう思うかという問いに、「あった方が良い」と答えたのはわずか9.0%だった。その4倍にあたる40.8%が「ない方が良い」と答えている。その理由として女性たちからは、「お互いに面倒」「時間とお金の無駄遣い」といった回答が挙げられた。
「なくなってほしい日本の習慣」は・・・?
いかにも日本らしい「義理チョコ」の習慣だが、このアンケートでは「なくなってほしい日本の習慣」についても聞いている。「バレンタインデー」と回答したのは21.4%で、「忘年会・新年会」と並んで9位という結果に。
1位となったのは唯一半数以上の回答を集めた「サービス残業」(55.2%)だった。以下、「お中元・お歳暮」(38.2%)、「お茶くみ」(34.8%)、「余興」(33.4%)、「飲みニケーション」(32.2%)と会社関係の回答が続いた。
やはり会社の人間関係はわずらわしいものなのだろうか。「義理チョコ」については、最近女性からも「義理チョコ渡す風習ほんとやめにしてほしい…」と廃止論が出ているが、サービス残業がなくなる日は来るのだろうか。