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トム・コロネル、今季もWTCCにシボレーで参戦。マシンはDHLカラーに

2015年02月12日 16:40  AUTOSPORT web

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今季トム・コロネルがドライブするシボレーRMLクルーズは、DHLカラーに変更された
WTCC世界ツーリングカー選手権に参戦、日本でも長年キャリアを過ごしたトム・コロネルが、今季もロアール・モータースポーツからシボレーRMLクルーズを駆り、WTCCに参戦することになった。

 コロネルは1996年から日本のレースに参戦を開始し、1999年までフォーミュラ・ニッポンやJGTCで活躍。2005年からはツーリングカーレースをメインに活動しており、プライベーターの雄として、WTCCでもお馴染みの存在となっている。

 そんなコロネルが、今季もロベルト・ラバーリア率いるロアール・モータースポーツからWTCCに参戦することになった。チームメイトのトム・チルトンの残留に続き、ロアールは2台が体制維持となる。

 ただ、コロネル車のカラーリングは大きく変更されることになった。タイトルスポンサーが昨年までのマクレガーから、ロジスティクスの世界的企業であるDHLに変更され、イエローとレッドが主体のカラーリングとなった。

 ちなみにコロネルのマシンは毎年、リヤエンドに後続車に向けた『EAT MY DUST!(オレのダストを食らえ!)』の文字が入れられていたが、今季マシンは『DUST』の部分に×が入れられ、『EAT MY CHEESE!(オレのチーズを食べろ!)』に変わった。これは、フロントフェンダー部分にオランダのチーズ会社エルの『エル・プレステージ』のロゴと、チーズのイラストが入れられたため。

 プライベートチームながら、WTCCで奮闘を続けるコロネル。特にレース2、鈴鹿での強さは印象的だ。今季どんな活躍をみせるのか注目だろう。