メルセデス・モータースポーツのボス、トト・ウォルフが、ルイス・ハミルトンとの新契約を今季開幕までに結びたい考えであると述べた。
昨年コンストラクターズおよびドライバーズ選手権を共に獲得したメルセデスとハミルトンだが、現在の契約期間は2015年末までとなっており、契約延長に関する話し合いがすでに始まっている。ウォルフはあと1カ月程度で合意に達することを願っているが交渉の期限は特にないと語った。
「状況がはっきりすればドライバーにとっても我々にとってもプラスになる」とウォルフが述べたとSky sportsが報じた。
「そうなれば一番いいが、いい契約を結ぶ必要があるため、時間はかかる」
「我々が正しいと考えている方向、ルイスが正しいと考えている方向に物事が進まない理由はない」
「従ってシーズンが始まる前に交渉を終えることを目指すべきであると考えている」
「ただそれを期限として設定しているわけではない。期限を設ければプレッシャーを感じることになる。プレッシャーを感じるような状況に彼を置きたくはないし、我々自身もそういう状況に陥りたくはない」
「ルイスとは素晴らしい関係を築いており、互いにオープンに接している。ここまでのところはとても順調に行っている」
ハミルトンのチームメイト、ニコ・ロズベルグは昨年メルセデスと新たに複数年契約を結んだ。