インディカー、開幕戦キャンセル後も新エアロキットのテスト日程は変更せず

インディカー・シリーズは第1戦に予定されていたブラジリアでのレースが中止となり、その代替レースが開催されないことが決定したことに関連し、今季導入が予定されている新エアロキットのテスト日程の変更を行わないと発表した。

　今季、インディカーではDW12シャシーにシボレー、ホンダの両メーカーが開発したエアロキットが装着することができ、外観に区別化がつけられるようになる。ただ、第1戦に予定されていたブラジリアのレースがキャンセルされ、その代替レースが開催されないことが決定したことにより、テスト日程については今後調整されると発表されていた。

　しかしシリーズは、3月13日に予定されているコース上での初テスト、およびフルサイズ風洞でのテスト開始の日時を変えないと発表した。その後プロモーターテストが3月16日～17日にバーバーで行われ、3月27日～29日のセントピーターズバーグで実戦デビューを迎える。

　新エアロキットはスーパースピードウェイ用と、ロード／ストリート／ショートオーバル用のものが用意されるが、3月1日がロード／ストリート／ショートオーバル用のチームへのデリバリー期限となっており、4月1日がスーパースピードウェイ用の期限となっている。

　当初の予定では、ブラジリアでの開幕戦には新エアロキットは導入されず、その後テストが行われる予定となっていた。