2月14日のバレンタインデーが近づいてきた。職場で配る義理チョコをすでに準備している女性も多いかも知れないが、ネット上では「こんな習慣もうやめにするべき」なんて声も出ている。
ライフメディアのリサーチバンクが2015年2月4日に発表した「バレンタインに関する調査結果」によると、30%の女性が「義理チョコを用意する」と回答。今年は2月14日が土曜日に当たるため、昨年の34%よりは減少したが、依然として多い。
義理チョコをあげる相手としては父親(44%)が最多だったが、男性上司(28%)、男性同僚(22%)という回答もあり、やはり職場でチョコ配りをする人が結構いるようだ。ただ、ツイッターを見ると、こうした習慣にうんざりしている女性も少なくない。
「義理チョコに2万5000円の出費。辛い」
「義理チョコ渡す風習ほんとやめにしてほしい…数もそれなりに多いし出費がね…」
「男性50人に対して女性6人で義理チョコ配る…。このイベント必要ねーよ!」
「バレンタインの義理チョコに2万5000円の出費。辛い」
前出の調査によると、義理チョコ一つ当たりの予算は「500~1000円未満」が最多で46%。仮に、700円の義理チョコを職場の男性10人に配るだけでも7000円になってしまう。
これで大企業に勤めていたり、女子社員同士でもチョコを交換したりしていたら大変なことになるだろう。好きにやっているならまだしも、中には職場の暗黙の了解によって、もはや義理ではなく「義務チョコ」になってしまっている、という人もいた。
また、バレンタインのお返しをする日として3月14日に一応「ホワイトデー」が用意されているが、お返しされたことがない人も結構いるようだ。
「うちの職場はチョコあげないと拗ねるクセに、お返しはくれないクズぶりだからあげたくないんですけど」
男性も「正直いらない」が過半数
一方、男性側にも「義理チョコはいらない」、と考える人が結構いる。マイナビウーマンが昨年男性を対象に行なったアンケート結果では、「義理チョコでもほしい」という男性が43%に対して、「正直いらない」が56%だった。
その理由については「たくさんもらっても食べきれない」「甘いものが好きじゃない」という理由のほか、「義理チョコにお返しするのは正直、面倒くさい」という意見もあった。やはり女性同様に負担になっているようだ。
ツイッターには、「私のチームではキリがないので義理チョコ制度を廃止しましたw」といった書き込みもある。バレンタインは恋人や家族、友人と楽しむものということにして、職場では止めてしまうのがいいかも知れない。
あわせて読みたい:【悲報】2月10日ニートの日に「ニート祭り」が延期