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WRCスウェーデン:事前コメント Mスポーツ&ヒュンダイ

2015年02月10日 13:10  AUTOSPORT web

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2月12日から始まるWRC第2戦スウェーデンへ向け、参戦するドライバーが意気込みを語っている。
2月12日~15日の日程で開催されるWRC世界ラリー選手権の第2戦スウェーデンに向け、参戦するドライバーが意気込みを語っている。

■Mスポーツ(フォード・フィエスタRS WRC)
エルフィン・エバンス/ドライバーズランキング7位
 雪のなかでラリーをした経験はそれほど多くはないけど、走っていて楽しいんだ。独特なコースコンディションは挑戦しがいがあるからね。今年も挑戦できるのが嬉しいよ。寒いのはちっとも嬉しくないんだけどね。

 去年もスウェーデンを走ったけど、改善できるポイントがたくさんあった。今年は、そこを改善して、できる限りのことをやるのが目標だよ。

 ドライビングスタイルを変える必要があるんだ。雪道を走るのは、グラベルを走るときの感覚とまったく違うからね。ちょっとしたコツみたいなものがあるんだよ。僕はまだそのコツを掴みきれていないけど、努力しているところなんだ。

 視界に関してもチャレンジングな要素のひとつだ。新雪があると目の前が真っ白になって、路面コンディションを見極めるのが難しくなる。路面コンディショも変わりやすいんだ。高いグリップレベルの路面もあるけど、まったくグリップしないところもあるから、ドライバーにとっては厳しいラリーだ。

 スウェーデンに行くのが楽しみだ。去年よりいい結果を出せたら嬉しいね。

オット・タナク/ドライバーズランキング11位
 ラリー・スウェーデンを走ったのは2回だけだから、ほかのドライバーより圧倒的に経験が少ないんだ。だけど、僕にとっては好きなイベントのひとつだよ。速く走れるステージばかりだし、流れるような走りができるから楽しんだ。

 ミスなく速く、何よりも楽しんで走るのが僕の目標だ。いまのところ、コンディションはとても良さそうだから、この状況が続いてくれると嬉しいね。シェイクダウンでいい感覚を掴むことが鍵になりそうだね。

 雪だまりは、僕らを助けてくれそうだ。あまり頼りすぎないようにしないといけないけどね。スパイクタイヤが一番グリップするだろうけど、走行ラインが狭いから集中して走らなきゃいけない。ラインを外すと新雪だらけで、滑りやすいからね。

 今週末が待ち遠しい。速く走ることができて、楽しいステージばかりだから待ち切れないんだよ。


■ヒュンダイ・モータースポーツ(ヒュンダイi20 WRC)
ティエリー・ヌービル/ドライバーズランキング5位
 ラリー・スウェーデンは、最初で最後の雪上イベントで挑戦しがいがあるよ。最も経験が少ない路面コンディションではあるけどね。

 ラリー・スウェーデンには、今まで3回出場した経験があるけど出場するたびに新たな発見があるよ。4回目となる今回戦は、速さをみせなきゃいけないね。

 若い頃から走り慣れていないと、雪だらけのコンディションで、いいリズムをみつけるのは難しいんだ。去年は、ステージ2位や3位を獲得したところもあったから、今年はもっと速く走ることができれば嬉しいね。

ヘイデン・パッドン
 またWRCに戻ってくることができて嬉しいよ。故郷のニュージーランドでリフレッシュすることができたから、準備は万端だ。
 ラリー・スウェーデンに参戦したのは3年前の一度だけだから、ほとんど初めてのイベントと言ってもいい。雪道でのラリーの経験も少ないから、いろいろなことを学べそうで楽しみだ。

 またヒュンダイ・モータースポーツの一員になることができて、とても嬉しいし、ラリー・スウェーデンを楽しみにしているよ。

ケビン・アブリング
 ヒュンダイ・モータースポーツからラリー・スウェーデンに参戦するチャンスを得られて本当に嬉しい。ただ、このチャンスが不幸な事故によって、もたらされたものなのが残念だよ。ダニ(ソルド)が早く回復することを祈っている。

 もちろん速く走るための準備は怠っていないけど、今回は経験を積むつもりでいるし、チームのために全力を尽くすよ。