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CUSCOジュニアラリーチーム、全日本ラリーとジムカーナに参戦。高崎くす子立体化計画も

2015年02月09日 17:40  AUTOSPORT web

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番場彬がドライブする高崎くす子カラーの86
株式会社ウェルパインメディアが運営するCUSCOジュニアラリーチーム(CJRT)は8日、千葉県の幕張メッセで開催されたホビーの祭典『ワンダーフェスティバル[冬]』で、モータースポーツ活動計画について発表した。

 CUSCO Racingのジュニアチームとして活動しているCUSCOジュニアラリーチームは、これまでもプロトン・サトリアネオ等を全日本ラリー等に送り込み、若き才能を発掘してきたチーム。また、「山の神オオヤマツミの娘。群馬県内のとある山を司る若い女神」として設定されているキャラクター、高崎くす子ちゃんをマシンに描く“痛車”を走らせてきたことでも有名だ。

 チームは今季、チームのタイトルスポンサーとして埼玉県にあるGRANT designを加え、2014年途中から休止していた全日本ラリーの活動を復活させる。2015年~16年の2カ年計画で限定復帰の予定で、今季は第3戦福井、第6戦群馬、第9戦愛知へのスポット参戦を行い、16年の王座獲得を狙うとしている。

 参戦車両は“高崎くす子”カラーのトヨタ86で、ボディサイドやボンネットにイラストが描かれる。これをドライブするのは、2011~12年とアジアパシフィックラリー選手権(APRC)に参戦し、ジュニアカップ王者を獲得した番場彬だ。2011年スーパーGT300クラス王者の番場琢の弟でもある。

 また、全日本ジムカーナには昨年N3クラスでシリーズ2位を獲得した飯坂忠司が“高崎くす子”カラーが施されたミツビシ・ランサー・エボリューションXで継続参戦する。もちろん狙うは昨年を上回る、チャンピオン獲得となる。

 このチーム体制発表の場が、ホビーの祭典『ワンダーフェスティバル[冬]』となったのには理由がある。それは、2015年からCJRTのタイトルスポンサーとしてGRANT designを迎えたことを記念して、チームイメージキャラクターの高崎くす子ちゃんをフィギュア化し販売することになったからだ。

 フィギュアの原画は、12年からチーム公式イラストレーターを務めている今泉昭彦氏、原型制作は世界的に高い評価を受けている宮川武氏が担当。生産は株式会社クレイズが担当するという。生産数は200個で、予価18,000円(税別)。販売開始はワンダーフェスティバル2015[夏]になる。

 また、チームではファンとの関わりを深め、「モータースポーツを当事者感覚で楽しんでいただく」ために、CJRTファンクラブ『高崎くす子氏崇敬会』を設立する。いわゆるパーソナルスポンサー的ファンクラブで、コースは崇敬者コースが10,000円、氏子コースが30,000円、氏子総代コースが100,000円となっている。

 さらに、会員にならなくても応援したい……という方向けに『お賽銭コース(お気持ちで)』も設定される。詳細および募集は、3月上旬からCJRTホームページ(http://www.cusco-jrt.com)でスタートする予定だ。