2月14日はバレンタインデー。日本では女性から男性にチョコレートを贈るイメージが強いのですが、米国では男性の方から、恋人やパートナーに花束や宝石などのプレゼントを贈ったり、レストランでロマンチックなディナーを楽しんだりというのが定番のようです。
しかし、それが功を奏するとは限りません。ある調査によると、バレンタインデーを挟んだ前後2週間は他の日に比べて、なんと「カップルが別れる確率」が2.5倍も高いということが分かりました。それはなぜなのでしょうか?(文:沢水 蛍)
「期待外れのデート」が関係にキズもたらす
この調査は、アリゾナ州立大学によるもの。2月に破局するカップルは他の月に比べて圧倒的に多く、13%という確率です。ちなみに2番目に高かったのは4月の7.4%で、9月の4.2%、11月の5.1%と続きます。
記事では、バレンタインデーが直接の原因とは言えないかもしれないとしながら、2月の高さについて2つの可能性を指摘しています。1つ目は、バレンタインデーが2人の関係性になんらかの障害を与えてしまうおそれです。
例えば、バレンタインデーのプレゼントに思いやりがなかったり、デートがあまりロマンチックではなかったりして、期待外れのバレンタインを女性が過ごしたとします。しかし、自分が求めていた完璧なバレンタインデーを友だちが過ごしたと聞いたりすると、自分のパートナーと比べてしまい、2人の関係にキズが入ってしまうというわけです。
2つ目の可能性は、それまで抱えていた2人の問題をバレンタインデーがよりはっきりさせ、破局へと導いてしまうおそれです。うまくいっていないカップルにとって、バレンタインデーはとても憂鬱な日となり、破局を決定づける大きな要因にもなるのです。
なお、米国のクリスマスは日本のように「カップルが愛を誓う日」ではないので、このようなことが起こらないようです。ただ日本では、女性からのプレゼントに男性側がどう反応するかで、トラブルが起きうるのかも。お互いを思いやれる1日になるといいですね。
(参照)Here's why Valentine's Day ruins relationships (BUSINESS INSIDER)
あわせてよみたい:「年収1000万超」でも可愛い彼女できないの?